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ハウス設計からのお知らせ

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木造住宅の耐震 ~熊本地震に学ぶ~

熊本地震から1年ということで、今日(2017年4月14日)の宮崎日日新聞に、木造建築研究の第一人者、坂本功東大名誉教授の記事が載っていましたので紹介します。
その記事によると、「余力」が建物の倒壊を防ぐとのことでした。
たとえ基準通り、柱脚を十分接合し、耐力壁が必要量を満たしていても、そのほかの余力がなければ、倒壊してもおかしくないと言うのです。
熊本地震で一番強く揺れた所でも、倒壊を免れた住宅があったのは、その余力のおかげと考えられるとのことです。
その余力とは何でしょう。
それは、工夫次第で生まれるようです。
その工夫とは、次のようなことだそうです。
1 間取りをできるだけシンプルにする。
2 軸組み(柱や梁で造る骨組み)をしっかりさせる。
3 壁(耐力壁や内外外装材)を十分に設ける。
4 あまり広い部屋は造らない。
5 窓も大きくしない。
6 2階建ての場合、大きな吹き抜けは造らない。
7 2階の四隅にある柱の下に、必ず1階の柱を設ける。

これらのことを、弊社の間取り診断や間取りの設計にも生かして、これからも安全で快適な家づくりに努めていきたいと思います。

木造住宅の耐震 ~熊本地震に学ぶ~2017年04月14日【97】

失敗しないための家づくり ~間取りのセカンドオピニオン~

失敗しないための家づくり ~間取りのセカンドオピニオン~

以下は、“知っておきたいセカンドオピニオンの取得方法と有効な活用方法「セカンドオピニオン ガイド」www.2og.jp/kiso.html  ” からの抜粋です。
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セカンドオピニオンとは、今かかっている医師(主治医)以外の医師に求める第2の意見です。
この考え方が広がってきた背景には、従来の医師お任せ医療ではなく、インフォームド・コンセント(説明と同意)を受け、自分も治療の決定に関わる医療に変わってきたという社会背景があります。

患者と主治医で治療法を判断するための材料
医療は日進月歩で新しい治療法が次々に生まれています。その全てを一人の医師が把握しているとは限りません。
また、医師や医療機関によって患者さんに提供すべきだと考える治療は同じとは限りません。医師や病院によって、提供できる医療内容に限界がある場合もあります。また、患者さんそれぞれによって、自分の受けたい治療は様々です。
そこで、患者さんにとって最善だと思える治療を患者と主治医との間で判断するために別の医師の意見を聴くこと、それがセカンドオピニオンです。
セカンドオピニオンと医師を変えることを同義に考えていらっしゃる方も多いですが、そうではありません。始めから医師を変えたいという意思がある場合は、転院・転医となります。セカンドオピニオンを受けたのち、結果的に別の医師が提供する治療を受けるために医師を変えることはあります。
主治医との関係が悪くなることを心配してセカンドオピニオンを言いだせない、という方も多いのですが、基本的には心配する必要はないはずです。これまで述べたように”主治医と共に治療を選択する”ということがセカンドオピニオンの前提だからです。
しかし、現実的な問題としてセカドオピニオンを正しく理解していない医師や、プライドの高い医師がセカンドオピニオンを取得したいと申し出た患者さんに対して転院や転医を薦める場合がありますので、そこは医師を見極める必要があります。そうした医師と共に今後の治療を続けていけるのかどうかを吟味する必要がでてきます。

本音で通じあう人間関係を構築する
また、主治医と相性が合わない、病院の設備がもっと整ったところへ移りたい、という希望がある場合も多いと思います。このような場合は、セカンドオピニオンではなく転院・転医となりますので、その旨を医師に伝え、準備を整える必要があります。セカンドオピニオンを受けながら転院や転医を検討する場合もあるでしょう。
患者と医師の間で治療を行うためには信頼関係が必要です。セカンドオピニオンにしても、転院・転医にしても、可能な限り自身の気持ちを医師に素直に伝え、通じ合う人間関係を構築していくのが望ましいといえます。
しっかりとしたインフォームドコンセントとセカンドオピニオンを受けることで、自分が選ぶ治療にどのようなメリット・デメリットがあるのかを多角的に知ることが出来ます。このような段階を踏むことが、納得のいく治療を選択する道標(みちしるべ)となるでしょう。
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以上のことを、家づくり(間取り作り)に当てはめて、文章を作り直してみました。失敗しないための家づくり、納得できる家づくりのためには“間取りのセカンドオピニオン”が必要であることが確認でできると思います。

間取りのセカンドオピニオンとは、今住宅設計を依頼している業者さん以外の専門家に求める第2の意見です。

施主と業者で間取りを作るための材料
住宅設計は模範解答があるわけではありません。住宅設計は、設計者の考え方によって随分違うものになります。そこで、施主にとって最善だと思える間取りを施主と業者との間で決めるために別の専門家の意見を聴くこと、それが間取りのセカンドオピニオンです。
セカンドオピニオンと業者を替えることを同義に考えていらっしゃる方も多いですが、そうではありません。
業者との関係が悪くなることを心配してセカンドオピニオンを言いだせない、という方も多いのですが、基本的には心配する必要はないはずです。これまで述べたように”業者と共に間取りを作る”ということがセカンドオピニオンの前提だからです。
しかし、現実的な問題としてセカドオピニオンを正しく理解していない業者や、プライドの高い業者がセカンドオピニオンをしたいと申し出た施主さんに対していやがる場合がありますので、そこは業者を見極める必要があります。そうした業者と共に今後の家づくりを続けていけるのかどうかを吟味する必要がでてきます。

本音で通じあう人間関係を構築する
また、業者と相性が合わない場合も多いと思います。このような場合は、セカンドオピニオンではなく業者を替えることになりますので、その旨を業者に伝え、準備を整える必要があります。セカンドオピニオンを受けながら業者変更を検討する場合もあるでしょう。
施主と業者の間で家づくりを行うためには信頼関係が必要です。
しっかりとしたインフォームドコンセントとセカンドオピニオンを受けることで、今考えている間取りにどのようなメリット・デメリットがあるのかを多角的に知ることが出来ます。このような段階を踏むことが、納得のいく家づくりの道標(みちしるべ)となるでしょう。

失敗しないための家づくり ~間取りのセカンドオピニオン~2017年04月12日【96】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑩ ~家族の共同的な空間 ② ~

家づくりの要である住宅設計を考えてみよう(その10)

   ~ 家族の共同的な空間 ② ~

2 ダイニング
ダイニングは家族の団らんの場となりやすいため、リビングとのつながりが深いが、食事の準備や後片づけなどキッチンとのつながりも深くなる。
 (1)基本事項
位置:リビングとキッチンとの関連が重要。
  広さ:6畳以上
付属家具:ダイニングテーブルセット、食器などの収納スペース
 (2)形態
    D:ダイニングルーム(独立したダイニング)    
      ・キッチン、ダイニング、リビングの独立性が保たれ、落ち着いた空間になる。
      ・大規模の住宅に適す。
    LD:リビングダイニング(ダイニングとリビングが1つになったもの)  
      ・団らんの場が広く使えるが、ダイニングの空間とリビングの空間の雰囲気を変える工夫が必要。 
    DK:ダイニングキッチン(ダイニングとキッチンが1つになったもの)  
      ・食事と調理が直結して家事の能率が極めて良く、居間の独立性も保たれる。
    LDK:リビングキッチンまたはリビングダイニングキッチン(リビング・ダイニング・キッチンが1つになったもの)
      ・個々の性格があいまいになりやすいので、その対策が必要。
      ・小規模住宅に適す。
 (3)食事スペースのいろいろな設け方
   1)キッチンカウンターにつなげたダイニング
    ・食事をする人の進み具合を見ながら作れ、配膳の手間が省けるなど作業動線が短くなる。
    ・家族コミュニケーションの面からも優れている。
   2)モーニングカウンター
    ・忙しい時や、食事をとる人数が少ない時など便利。
   3)独立キッチンの中の小さな食事コーナー
    ・忙しい主婦がちょっと食事をしたり、乳幼児がいる場合は様子を見ながら食事ができる。
   4)掘りごたつのあるダイニング
    ・茶の間のように和風の感覚を取り入れた雰囲気にできる。
   5)出窓を取り込んだ食卓コーナー
    ・出窓部分を食卓の一部として利用でき、食卓が広く使える。
   6)バーカウンターのあるダイニング
    ・来客のある時、夕食を楽しんだりできる。
   7)テラスまで使ったパーティーダイニング
    ・週末のパーティー、バーベキューなどができる。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑩ ~家族の共同的な空間 ② ~2017年03月20日【95】

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