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家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(2)~北側道路

北側道路の駐車スペース

間取りの計画は、敷地の計画から始めるべきだろうと思います。
駐車スペースをどこにして、アプローチや玄関をどうするかなどです。
そこで、今回は北側道路の駐車スペースの例を紹介します。

※駐車スペース 幅  助手席側300㎜+車幅+運転席側700㎜
        奥行 車の前300㎜+車長+車の後300㎜

1 北側道路の特徴
  ・南側にプライベートな庭が広くとれる。
  ・玄関は北側になるので、居室(長時間継続する部屋)を南側に配置しやすい。
  ・勝手口を道路近くにとりやすい。
  ・北側斜線が緩やかになる。
  ・敷地が狭く庭が広く取れない場合、南側の隣家の影響を受けやすい。
  
2 プランニング上のポイント
  プランニング上のポイントは北側道路の特徴を踏まえてプランニングすることです。即ち、玄関等を北側に配置し、日当たりの良い南側にLDKや寝室等の居室を配置することです。その結果、道路からの視線や音を気にすることがないプライベートな居室を確保できます。もし、敷地が狭く庭が広く取れないとか、南側の隣家が気になるようであれば、逆転プラン等を考えることで対応したいものです。

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(2)~北側道路2020年08月13日【122】

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(1)~東・西側道路

東・西側道路の駐車スペース

間取りの計画は、敷地の計画から始めるべきだろうと思います。
駐車スペースをどこにして、アプローチや玄関をどうするかなどです。
そこで、今回は東・西側道路の駐車スペースの例を紹介します。

※駐車スペース 幅  助手席側300㎜+車幅+運転席側700㎜
        奥行 車の前300㎜+車長+車の後300㎜

1 西側道路の特徴
  ・西日の当たる西側に玄関を設けることで、南側に連続した居室が配置しやすい。
  ・連続した庭を作りやすい。
  ・朝日の当たる東側にLDKなど配置しやすい。

2 東側道路の特徴    
  ・東側に玄関を設けることで、南側に連続した居室が配置しやすい。
  ・連続した庭を作りやすい。
  ・西日の当たる西側にLDKなど居室を配置する場合、西日対策が必要である。

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(1)~東・西側道路2020年07月10日【121】

家を建てる人へのアドバイス ~後悔しない・失敗しない間取り作りの5つのポイント~

これから家を建てる人は、敷地選び、資金計画、業者の選定などいろいろ悩むことが多いと思いますが、中でも家のプラン作りには悩まされるのではないでしょうか。家のプランは大きく2つに分けられます。間取りと外観です。分けられると言っても、間取りと外観はフードバックしながら同時に考えていくものですが、ここでは単純化するために、新築後の生活に直結する間取りを後悔しないようにするための“失敗しない間取り作り“について、5つのポイントを紹介します。

1 敷地の活用
  間取りは敷地と関係なく作れるものではありません。その敷地に合うように、敷地の形状、隣地の状況、道路との関係、方位等々を踏まえて、敷地をどのように活用するのかを考えることが先決です。その考えに基づき、間取りを考えるのです。例えば、駐車スペースをここにするから玄関はここになるとか、庭をここにするからリビングはここになるなどです。敷地に無駄な部分があったり使いづらい部分があれば、間取りを再考する余地があるということにもなります。
2 快適性
   新しい家で快適に住まうには、日照、採光、通風が大切です。
 (1)日照
    建物の向きや形、窓面積、地形、樹木(落葉樹など)など考慮して、夏は日照を遮り、冬は取り入れるようにします。
 (2)採光 
    採光とは、外の光によって必要な明るさを得ることを言います。採光を良くするには、窓を大きくすることです。大きくしても部屋の奥は暗くなりますので、部屋の奥にも光が届くような工夫が必要です。縦長の窓を使うとか、高窓(高い位置にある窓)を使うとかです。勿論、2以上の方向から採光があれば、ベストです。
 (3)風通し
    風通しを良くするには、夏の最多風向(一般的に南風・南東風)に向けて大きく窓をとることです。ただそれだけではなく、風が入ってくる窓の反対方向に、風の抜ける窓を設けるようにします。このように、風の流れを考えることが大切です。
3 動線
   住宅内の動線には、大きく分けて次の3つがあります。
「生活動線」:寝て起きる、顔を洗う、食事をする、トイレに行く、出かける、くつろぐ、入浴する
「家事動線」:調理する、片づける、洗濯する、洗濯物を干す・取り込む、掃除する
「来客動線」:応接する、お客さんのトイレ・宿泊
 (1)生活動線
    生活動線は、家族構成やライフスタイルによって基本通りにはいかない場合もありますが、暮らしやすい間取りにするためには、生活動線を単純に短くすることです。また、家族同士の動線がぶつからないようにトイレや洗面所は複数設けることもあります。
 (2)家事動線
    1)配膳や片付けが楽になるようにする。
    2)洗濯する⇒洗濯物を干す⇒洗濯物を取り入れる⇒アイロンを掛ける⇒収納する この作業が能率的になるように工夫したい。
    3)掃除が楽になるように、収納スペースを確保する。
4 収納
  引っ越しするとき、どこから出てきたのだろうと思うくらい、いっぱい物があります。生活用品だけでも、衣類、寝具、食器類、洗面用品、トイレ用品、季節物、家事用品、書籍、調理器具などがあります。家は、これらのものを収納しなければなりません。収納スペースは住宅の延べ面積の約12%以上と言われています。
   収納の考え方は、大きな倉庫を設けて全部入れ込んでしまうことも考えられますが、収納の基本は使いたいときに取り出しやすい所にあることです。その目的、対象など様々な面から捉えて、最適な量と位置を生活スタイルと連動させながら考えることが必要です。
5 ゆとりのある広さ(バランスと融通性) 
  部屋には最低限必要な広さがあります。その広さを踏まえながら、住まい全体のバランスを考え、できるだけゆとりのある広さを確保することが大切です。そのためにも、いろいろなライフスタイルにも対応できるように、融通が利くようにしておきたいものです。例えば、子供室や和室等です。子供室は、子どもが小さい間は広いワンルームを用意して、小学校高学年ごろ、個室が必要になったころには簡単に区切れるようにするとかです。子どもが巣立った後の使い方も考えておきたいものです。和室は、日頃はリビングと一体として使えるようにして、必要に応じて仕切れるようにしておくと良いと思います。また、部屋を個別に仕切るのではなく、LDKのようにワンルームで広々見せることも大切かと思います。

家を建てる人へのアドバイス ~後悔しない・失敗しない間取り作りの5つのポイント~2020年04月20日【120】

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