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家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(5) ~ 小上がりの高さ? バルコニーの幅? 軒の出? ~

Q9 <和室の小上がりの高さはどれくらいか?>
Answer
階段1段分(20㎝)くらいが適当ではないでしょうか。それより高いと腰掛けるのには都合がよいかもしれませんが、上がるのが億劫になりはしないかと心配です。また、それより低いと、段を付けるメリット(空間のメリハリ)がなくなります。
和室は多様性はありますが、逆に言えばつかみ所のない空間でもあります。結局は、和室をどのように使いたいか、ではないでしょうか。そのような、明確な目的がないのであれば、段差なしのフラットをお勧めします。フラットは安全でユニバーサルでもあります。また、ホームパーティをするときなど、フラットの方がリビングとも一体になって良いと思います。

Q10 <南面のバルコニーは1階の日当たりに影響しないか?>
Answer
南面のバルコニーが1階の庇代わりになる場合のことだと思いますが、バルコニーの奥行きの問題であろうと思います。奥行きが半間であれば1階の日当たりにはあまり影響はないと思います。むしろ夏の日照調整にもなり都合が良いのではないでしょうか。幅が1間であれば日当たりに影響すると思われます。即ち、冬に部屋の奥まで日差しが届かないということになります。また、採光上も不利になるでしょう。

Q11 <軒の出はいくら?>
Answer
一般的には60~75cmくらいです。ただ、軒の出の目的が雨天時の物干し対策等であれば少なくとも90㎝はほしいところです。それよりも延ばせば雨天時の物干し対策には都合は良いですが、冬の日差しを考えると90㎝くらいが妥当なところではないでしょうか。ただ、軒の出が75cm以上であれば台風などのに対応するために、大きめの垂木や桁を用いることと、ハリケーンタイ(あおり止め金具)を施すことが必要であろうかと思います。
参考のために、軒の出を長くすることのメリットとデメリットを書いておきます。
軒の出を長くすることのメリット
・外壁への雨がかりによる建物の耐久性が良い。
・雨が吹き込まないので梅雨時でも窓を開け放しにできる。
・軒下を雨天時の物干しに使えたり、自転車等の置き場にも使える。
・夏の日差しが防げる。
・深い軒は建物の外観上に陰影を生じさせる。
軒の出を長くすることのデメリット
・日差しが浅くなり、部屋が暗くなる。
・コストが高くなる(垂木などの下地が大きくなる、屋根面積が大きくなる)。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(5) ~ 小上がりの高さ? バルコニーの幅? 軒の出? ~2014年08月12日【67】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(4) ~ 引き戸か、開き戸か? 廊下の幅は? ~

Q7 <引き戸か、開き戸か?>
Answer
引き戸のメリットは、開けたままの状態でも戸が邪魔にならなくスペースが有効に使えることと、子供さんが指を挟みにくいことや車椅子の場合でも楽に開閉できることです。ただ、戸を引き込む壁があることと、その部分にある柱との関係に注意しなければなりません。
一方、開き戸は防音が有利です。理由は開き戸の場合、額縁(窓・出入り口などの周囲につける飾りの木枠 )が3方(場合によっては下枠まで)ありますので気密性が高くなるからです。
ですから、スペースの有効利用やユニバーサルなことを考えれば引き戸、防音とデザイン性で考えるならば開き戸の方が良いと思います。

Q8 <廊下の幅は?>
Answer
一般的に廊下の幅は半間です。半間と言ってもモジュール(基準寸法)はいろいろありますが、我が国の木造住宅では910㎜が多く使われています。その場合の廊下の有効幅員は最大で780㎜になります。ですから、通常はこれくらいの幅があれば問題ないと思います。ただ、問題は車椅子使用の場合です。車椅子で直進するだけであれば問題ないと思いますが、直角に曲がって部屋の出入りをするのであれば、出入り口の幅を950㎜以上にするなどの配慮が必要です。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(4) ~ 引き戸か、開き戸か? 廊下の幅は? ~2014年08月11日【66】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(3) ~ 部屋の配置? ~

Q4 <1階のトイレの位置は?>
Answer
1階にLDKがある場合、トイレの位置は二つの考え方があります。お客様のことを考えて玄関ホールに設ける場合と、サニタリースペースとして浴室や洗面脱衣室とまとめる場合です。これはお客さんの頻度や住む人のプライバシーに対する考え方等で決まるものだと思います。お客様が多く、なるべく家族の生活ゾーンにお客様を入れないようにしたければ玄関ホール付近に設けるのが良いでしょう。お客様が多くなければ、生活動線を優先しサニタリースペースとしてまとめた方が良いと思います。

Q5 <サニタリースペースはまとめた方が良いか?>
Answer
トイレ、浴室、洗面室などを総称してサニタリースペースと言います。タイプとしては、トイレ・浴室・洗面を独立させたタイプ、トイレ・洗面と浴室にしたタイプ、トイレ・洗面・浴室をまとめたタイプなどがあります。いずれにしても配管の関係や、音や臭気の関係、メンテナンス、プライバシーなど考えると、サニタリースペースはなるべく1か所にまとめたほうが良いと思います。

Q6 <サニタリースペースの位置は?>
Answer
サニタリースペースは個人の空間を充実させるためにそれぞれの個室に設ける場合もありますが、一般的には、生理・衛生空間として一つにまとめ、家族全員が一番使いやすい場所(共同空間)に設けることが多いようです。その場合、寝室が2階であればキッチンに近接させると水回りもまとめられますし、料理しながらの洗濯や子供さんの入浴のお世話など家事動線上も合理的です。また、主寝室が1階であれば主寝室との関係も重視したいものです。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(3) ~ 部屋の配置? ~2014年08月10日【65】

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