ハウス設計の「間取りづくり（プランニング）相談室」
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第3回 住宅設計の各部計画（部屋別プランニングのポイント）
住宅の各部の平面計画については、「間取りの基礎」で基本的なことは述べていますので、今回は、各部屋をプランニングするときのポイントについて説明します。
なお、各部屋と方位の関係を示す別添資料もご参照ください。その中で、各部屋の望ましい方位を示していますが、プランニングは敷地の状況や家族の生活スタイルなどのバランスによって決まるものですので、あくまでも一つの目安くらいに思っていただけたらいいと思います。
1. 玄関（エントランス）
玄関は、家族にとっては外と内との区切りをつける場所ですし、来客にとっては第一印象を与える場になりますので、それに相応しい計画をしなければなりません。玄関の機能としては、出入り口としての機能、防犯機能、接客機能、収納機能等があります。
（1）玄関は我が家の顔
そのために、飾り棚や坪庭を設けるなど、玄関らしい演出をしたいものです。
（2）簡単な接客ができる工夫
- ちょっと広めの土間風にして、腰掛けられるスペースをつくると便利です。
- また、それを靴を履く時の腰掛け代わりにします。
（3）シューズインクローゼット
シューズインクローゼットがあると靴や傘だけでなく、レジャー用品、スポーツ用品、乳母車などを収納するのに便利です。
- 玄関からシューズインクローゼットの中が見えないようにします。
- シューズインクローゼットからそのまま玄関ホールや居間などに行けると便利です。
（4）面積節約のため居間と繋げる場合
- 玄関から室内が見えないようにします。
※その方法:
- 家具や簡単な間仕切りで視線を防ぐ。
- 玄関入り口の角度を工夫する。
2. 廊下
廊下の機能は、玄関と部屋、部屋と部屋を結ぶことで、長く居る所ではありません。
（1）できるだけ面積を少なく
- 居室ではないのでできるだけ面積を少なくした方が有利です。
- そのためにも、動線は短くします。
（2）廊下のない間取り
- メリット : 玄関を入るとすぐリビングというようなタイプで、家族の行動が把握しやすく、その分、リビングを広くとれる。
- デメリット : リビングとしての落ち着きに劣る。
（3）廊下が長くなったりした場合
- 廊下の壁を収納スペースに当てるなど、廊下が長いことを逆に活用します。
- また、ワークスペースやユーティリティなどと兼用することも考えられます。
（4）中廊下
- 部屋に囲まれた暗いジメジメした空間になりやすいので、採光・換気・通風に留意します。
3. 階段
階段は上階と下階を結ぶものであり、デザイン的にも、間取り上も大きくプランニングに影響を与え、住まいの在り方を決定づけるところです。
（1）安全性
- 蹴上げの高さと踏面の幅、手摺の高さ、階段の幅など建築基準法上の決まり（最低限守るべきこと）があります。
- 床仕上げを滑らない材料にするとか、明るさを保つようにするとかして安全性を高める工夫が大切です。
（2）位置
生活スタイルや玄関の位置などを考慮して計画します。
≪1≫ 玄関ホールに設ける場合
- メリット : 吹き抜けなどを利用することで玄関を広く見せられる。
- デメリット : お客さんの動線と2階の家族動線が重なってしまう。
≪2≫ 廊下に設ける場合
- メリット : お客さんの動線と2階の家族動線が重ならない。
≪3≫ リビングなどに設ける場合
- メリット : 家族の行動が把握でき、吹き抜けなどを利用することで常に家族の気配を感じることができる。
- デメリット : 部屋としての落ち着きに劣る。階段が煙突状になることで熱などが上階に逃げてしまう。
（3）種類
≪1≫ 直階段 : 一方向に直線的に上がる階段
- 面積は少なくてすむが、一方向に限定されるため間取りに制約を受ける。
≪2≫ 折り返し階段 : 途中に踊り場を設け、U型に方向を変えて上がる階段
- 踊り場の分だけ面積が多く必要だが、安全性が高い。
≪3≫ 曲がり階段 : 途中で踊り場を設けて角度を変える階段
- 1階の上がり口と2階の降り口の方向を変えることができる。
≪4≫ 回り階段（らせん階段） : 中心に柱を立て、そこから片持ち式に梁を出して踏み板を支えた階段
- デザイン性に富み、面積は少なくてすむが、昇降がしづらい。
（4）デザイン
- 箱型階段 : 踏板の下に蹴込み板を設けるタイプ
- オープン型階段 : 踏板の下に蹴込み板を設けないオープンなタイプ
4. リビング
リビングは、家族の団らん、娯楽の場であるとともに住宅の中心ですので、日当たりがよく、風通しの良い位置に設けるとともに、個室や食事室などとの関連に特に注意するようにプランニングします。
（1）リビングの位置
≪1≫ 住宅の中央部に設ける場合
- 家族が集まりやすく、家族の団らん、娯楽の場になりやすくなります。
- リビングを中心にして、キッチンなどの動的な空間と寝室などの静的な空間に分ければ、これらの緩衝地帯になります。
≪2≫ 住宅の端部に設ける場合
- リビングとしての落ち着きが出ます。
- 玄関をリビングなどの共同空間と寝室などの個人空間の中間に設けることによって、動線の交差を避けることができます。
（2）リビングの形態
≪1≫ リビングダイニング
- 日本古来の「茶の間」とよばれる居間兼食事室もこれに当たります。
≪2≫ リビングキッチン
- リビング、ダイニング、キッチンをワンルームにした形態をいいます。
（3）リビングを広くするための工夫
≪1≫ 他の部屋と兼用する。
- リビングダイニング
- コーナーを設ける。
- 育児コーナー
- 子どもが遊ぶコーナー
- 書斎コーナー
- 家事コーナー
- オーディオコーナー
≪2≫ 客間や和室と隣接させる。
- 引き込み戸で間仕切りをして、必要な場合は一体化できるようにする。
≪3≫ テラスやウッドデッキを設け、外部空間を取り込む。
≪4≫ 吹き抜けを設ける。
5. ダイニング
ダイニングは家族の団らんの場となりやすいためリビングとのつながりが深く、食事の準備や後片づけなどキッチンとのつながりも深くなります。
（1）形態
D : ダイニングルーム（独立したダイニング）
- キッチン、ダイニング、リビングの独立性が保たれ、落ち着いた空間になります。
- 大規模の住宅に適します。
LD : リビングダイニング（ダイニングとリビングが1つになったもの）
- 団らんの場が広く使えますが、ダイニングの空間とリビングの空間の雰囲気を変える工夫が必要です。
DK : ダイニングキッチン（ダイニングとキッチンが1つになったもの）
- 食事と調理が直結して家事の能率が極めて良く、居間の独立性も保たれます。
LDK : リビングキッチンまたはリビングダイニングキッチン（リビング・ダイニング・キッチンが1つになったもの）
- 個々の性格があいまいになりやすいので、その対策が必要です。
- 小規模住宅に適します。
（2）食事スペースのいろいろな設け方
≪1≫ キッチンカウンターにつなげたダイニング
- 食事をする人の進み具合を見ながら作れ、配膳の手間が省けるなど作業動線が短くなります。
- 家族コミュニケーションの面からも優れています。
≪2≫ モーニングカウンター
- 忙しい時や、食事をとる人数が少ない時など便利です。
≪3≫ 独立キッチンの中の小さな食事コーナー
- 忙しい主婦が他の仕事をしながら食事したりするのに便利です。
≪4≫ 掘りごたつのあるダイニング
- 茶の間のような和風の感覚を取り入れた雰囲気にできます。
≪5≫ 出窓を取り込んだ食卓コーナー
- 出窓部分を食卓の一部として利用でき、食卓が広く使えます。
≪6≫ バーカウンターのあるダイニング
- 来客のある時、夕食を楽しんだりできます。
≪7≫ テラスまで使ったパーティーダイニング
- 週末のパーティー、バーベキューなどができます。
6. キッチン
キッチンは調理や片づけの場であるとともに、家事の中心となる空間ですから、衛生的で能率的な作業空間でなければなりません。従来は北側に配置することが多かったですが、家族のコミュニケーションスペースとしての機能を持つようになったこともあり、いろいろな配置の仕方がなされています。家族のライフスタイルを考え、自由な発想で、わが家流のキッチンをプランニングしてください。
（1）作業の流れ
≪1≫ 調理の流れ
準備（冷蔵庫） ⇒ 洗浄（シンク） ⇒ 調理（作業台） ⇒ 煮炊き（コンロ） ⇒ 配膳（配膳台）
≪2≫ 後片づけの流れ
膳をさげる（作業台） ⇒ 取捨（ゴミ箱） ⇒ 洗浄（シンク） ⇒ 収納（収納棚）
（2）レイアウト
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- 狭いキッチンに対応できます。
- 身体の向きは同じですが、横方向の動線が長くなります。
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- 2人で作業する場合は1mの幅が必要です。
- 振り返りは多くなりますが、横方向の動線は短くなります。
L型
- 狭いキッチンでも広い作業スペースが確保できます。
- コーナー部分の活用がポイントです。
U型
- 作業空間が中央にとれる合理的な配置になります。
- コーナー部分が2カ所になるし、他室とのつながりも1面しかとれません。
- 広いキッチンに適します。
島型
- 作業台を壁面から離して、室の中央に流し台や調理台を設けた形態で、周囲から複数の人が使用するのに便利です。
- ※システムキッチン : シンク、コンロ、調理台、収納等を組み合わせ、天板と呼ばれる一枚板をのせてひとつにしたキッチンセットのこと。
- ※パントリー : 食品庫のこと。
- ※勝手口 : 住宅の表玄関とは別に、台所等に設けられた出入り口のこと。生ゴミを出したり、洗濯物を干したり、買い物をしてきた荷物を搬入するのに便利。
7. サニタリースペース
便所、浴室、洗面室などを総称してサニタリーと言います。個人の空間を充実させるためにそれぞれの個室に設ける場合もありますが、一般的には、生理・衛生空間として一つにまとめ、家族全員が一番使いやすい場所（共同空間等）に設けることが多いようです。また、配管の関係や、音や臭気の関係、メンテナンス、プライバシーなど考えると、サニタリーはなるべく1か所にまとめたほうが良いといえます。上階と下階に設ける場合はなるべく平面上で重なる位置にします。なお、トイレ・浴室・洗面を独立させたタイプ、トイレ・洗面と浴室にしたタイプ、トイレ・洗面・浴室をまとめたタイプなどがあります。兼用すると面積の節約にはなります。
（1）洗面・脱衣室
≪1≫ 洗面・脱衣室の位置
- 浴室の前室になるように配置します。
- トイレの前室とする場合は、客に対するプライバシーを配慮します。
≪2≫ 換気・通風
- 換気扇だけではなく、できるだけ窓を取って自然換気ができるようにします。
≪3≫ ポイント
- 用途としては洗顔、化粧、歯磨き、洗髪、洗濯、脱衣などがあります。
- 洗面化粧台はシステムタイプ（歯ブラシなどの小物を置くところ、シャンプーなどのストック品を収納する部分がそろうタイプ）が一般的です。
- 洗面室で化粧をする場合は、化粧ができる機能をプラスすると便利です。
- 家族の多い場合は、ダブルシンクなど考えられます。
- 脱衣室兼用の場合
洗濯機置き場の広さと位置に注意します。 洗濯機置き場は脱衣する場所が一般的ですが、使いやすい場所（例えば台所の一部）にすることが大切です。入浴時の着替えで出た汚れ物を入れる収納や、下着類の収納スペースが必要です。
（2）トイレ
≪1≫ トイレの位置
- トイレはサニタリースペースとして家族の集まるファミリーゾーンに設ける場合が一般的です。
- 個室や主寝室のあるプライベートゾーンや応接などのフォーマルゾ一ンにも必要に応じて設けます。
≪2≫ 換気・通風
- 換気扇だけではなく、できるだけ窓を取って自然換気ができるようにします。
≪3≫ ポイント
- 介助する時のことを考え、できるだけ広いスペースをとり、飾り棚を設けるなどして、衛生的で快適な空間にします。
- トイレの扉は内開きが原則ですが、介助のことや緊急時のことを考えると外開きの方が便利です。
- リビングなど居室に隣接させる場合は、洗面室などを前室とすることで視線、音、臭いの対策をします。
- 広さは1畳が一般的ですが、1.5畳あれば小便器も設置できます。
（3）浴室
≪1≫ 浴室の配置
- 一般的には居室を南側に配置するので、浴室は西側などに設けることが多いですが、生活スタイルに応じて南向きで庭を望める最適な位置に設けることも考えられます。
- キッチン、浴室・洗面、ユーティリティーとの関連を考慮の上配置します。
- 木造住宅の場合は、防水の関係で1階に配置することが一般的です。
- ユニットバスを使用することが多くなったこともあり2階に配置することも多くなりました。
≪2≫ 換気・通風
- 浴室は極めて換気・通風が必要になります。
- 換気扇だけではなく、窓を取って自然換気ができるようにします。
≪3≫ ポイント
- 浴室は身体を洗い清潔にすることはもちろんですが、日頃のストレスを解消するためにも入浴を楽しむ工夫が必要です。
- バリアフリーのことも考え、特に安全面に配慮すべきです。--広めの面積滑らない床仕上げバスタブなどの高さ
- 広がり感を出すには、出窓や洗面脱衣室との間仕切りをガラスにすることも有効です。
≪4≫ バスタブの種類
- 和式 : 深さがあり、膝を折って肩までつかれます。
- 洋式 : 浅く長い浴槽に寝た姿勢で入浴します。
- 和洋折衷式 : 和式、洋式の両方の長所を合わせたタイプです。
≪5≫ 施工法
- 現場施工（従来工法） : 自由にプランニングできますが、工期が長くなります。
- ユニット（システム） : 防水性が高く、工期が短いです。
8. ユーティリティー
家事とは掃除、洗濯、炊事、買物などの家庭における日常生活のことです。その中で特に、洗濯物を洗ったり、干したり、取り入れてたたんだり、アイロン掛けしたり、裁縫したりするスペースを家事室またはユーティリティーと言います。また、家計簿の記帳や手紙などの家事事務を行う場合もあります。
（1）ユーティリティーの位置
- キッチン・勝手口と浴室を結ぶ動線の一部に設けるのが、最も使いやすく機能的といわれています。
（2）配置上の形態
- 集中型 : 台所や洗濯場など家事が集約される位置に設けるタイプです。
- 通路型 : 通路の一部分に設けるタイプです。
- 分散型 : 家事の内容ごとに分散して設けるタイプです。
（3）他室兼用の形態
- キッチンとの兼用 : 家事労働の中心である調理と洗濯に便利です。
- サニタリーとの兼用 : 洗濯物は主に入浴時にでることを考えると合理的です。浴室に乾燥機能を備え付けた場合は、洗濯スペースは浴室のそばにあった方が効率的です。
- キッチン・サニタリーの双方と兼用 : 水まわりを集中させることでいくつもの家事を同時進行でき効率的です。
- 独立型 : 家事作業や事務のほかに、主婦の趣味室、個室として使用できます。
9. 寝室
（1）形式
就寝時の静けさやプライバシーの確保のほかに、日照・通風が得られる南、南東、東の位置が望ましいです。
（1）和室
- 布団の上げ下ろしはありますが、他の用途にも使える利点があります。
- 寝具の収納スペース確保と布団の上げ下ろしが楽にできるようにします。
（2）洋室
- ベットですので寝起きの動作が楽になります。
- ベットメイキングのため、まわりに50�僂離好據璽垢魍諒櫃垢襪茲Δ砲靴泙后�
- ベッドの他、衣装戸棚、化粧台、いす、ナイトテーブル等が必要になります。
（2）共通ポイント
- 静かに就寝できるようになるべく道路から離すか、塀などで遮音します。
- 夏、自然通風で就寝する場合は風通しの工夫をし、重ねて防犯のことも考慮します。
- 遮光カーテンや照明器具の工夫で快適に睡眠できるようにします。
（3）形態
（1） 夫婦寝室
≪1≫ プライバシー対策
- 子供室や水回りと隣接することも多いですが、その場合、部屋の間を押入やクローゼットなどの収納空間にして緩衝地帯にします。
≪2≫ プラスアルファの機能
- 書きもの、読書、TV観賞などができるようにします。
≪3≫ 付属設備等
- デスクコーナー
- ウォークインクローゼット、納戸
- 化粧ユニット、ドレッサー
- トイレ、シャワーブース
（2） 子供室
位置としては、プライベートゾーンに設けますが、家族と常に顔を合わせられるような生活動線を考慮し、生活スタイルに合わせたプランニングをします。
≪1≫ フレキシビリティ（融通性）
| 幼児期 | 特に独立した部屋は必要ないですが、親の目が届くところで生活するようにします。 |
|---|---|
| 小学校の低学年 | リビングやダイニングなどのパブリックスペースでも十分です。 |
| 小学校の高学年以上 | 個室が必要になります。 |
このように、子どもの生活は成長とともに年々変化していきます。それに対応できるように融通性のあるプランニングが必要です。
例:小学校低学年まではワンルームでも、小学校高学年になった時、間仕切りできる工夫。子どもが巣立った時、有効に使える工夫。
≪2≫ 子供室の形態
| 個室万能タイプ | 自分の部屋で勉強・遊び・就寝など全ての行為ができるタイプ。 |
|---|---|
| 個室+パブリックスペースタイプ | 個室を就寝だけの機能とし、勉強などの行為はリビングのコーナーを利用するタイプ。 |
| 個室+プレイルーム | 子どもが共同で使えるプレイルームを設け、その一角に勉強机を置き、ベッドのある個室は仕切って設けるタイプ。 |
| 個室+ファミリースペース | 家族が勉強や読書、遊びができるファミリースペースを設け、ベッドのある個室は仕切って設けるタイプ。 |
≪3≫ その他のポイント
- 子どもの視力を守るためにも、机に直射日光が当たることを避けることや夜間の照度の確保は大切です。
- 花粉やダニのなどによるアレルギー性疾患も急増しているので、子ども室の換気には十分な配慮が必要です。
- 対策-できれば二方向に窓を設け、風を通します。できなければガラリ付きのドアを取り付け、廊下に風を通します。窓に欄間のあるサッシは有効です。
- 扉には明かり取りガラスを付け、子どもの夜更かしなどがチェックできるようにします。
（3） 老人室
家族の生活スタイルによって、いろいろなプランニングの仕方があります。
≪1≫ 住宅の中に1寝室として設ける場合
- 日当たりのいい南側の一部に和室として設ける場合が多いですが、寝起きのことを考えるとベットの生活が良いでしょう。
- 静かな離れではなく、家族の気配が感じられる工夫が大切です。
≪2≫ 二世帯住宅の場合
- 2階建ての場合は、1階に設け、出入り口やトイレに近くします。
- 居室を2室程度とり、専用の台所設備やトイレを設けるようにします。
- 段差や介護などのことを考えたバリアフリー対策が必要になります。
※バリアフリー対策の基本
- 段差がないこと
- 手摺の取り付け
- 滑らない床仕上げ
- 洋式生活（ベット、洋式トイレ等）
- 扉は引き戸