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新築一戸建て 理想の間取り 住宅設計プラン(21) ~リビング階段のある家(その1)~

住宅設計プラン(21) ~リビング階段のある家(その1)~

 通常、リビング階段はリビング内に階段があることを言っていますが、リビングを通らなければ階段にいけない間取りもありますので、ここでは前者をリビング内階段、後者をリビングアクセス階段と分けて、その特徴を考えてみたいと思います。今回は、リビング内階段について述べます。

1 リビング内階段
  リビング内階段には、次のような特徴がありますので、その特徴をしっかりと把握した上で計画したいものです。
 (1)メリット
   ① 子供が帰ってきたとき、自室に行く前に必ず顔を合わせられる
   ② リビングが広くなる
 (2)デメリット
   ① 暖房が効きにくい
   ② 来客時の問題
   ③ 音が漏れやすい

2 吹き抜け
リビング内階段には、吹き抜けのないタイプと、吹き抜けのあるタイプがありますが、吹き抜けのないタイプもリビングの熱効率が悪いという意味では、吹き抜けのあるタイプと大差ないように思います。勿論、吹き抜けのないタイプの方がカーテンで階段とリビングを仕切るなどの対策はしやすいとは思いますが、リビング内階段にするのであれば、そのメリットがより発揮できる吹き抜けのあるリビング内階段が良いと思います。
 (1)メリット
   ① 天井が高いから、空間が広く感じられて開放感を感じることができる。
   ② 高いところに窓などを設置すれば自然の光も取り入れやすくなる。
 (2)デメリット
   ① 暖かい空気は上昇するので、特に暖房の効率が悪くなる。
    対策:床暖房方式や断熱材で建物全体を包んだ高気密・高断熱住宅など、省エネを踏まえた室内環境の在り方について考える。
② 暖かい空気は上昇するので、夏は吹き抜け上部が暑くなる。
    対策:通風と日照調整
③ 音が漏れやすい
対策:2階にキッチンの音や1階の生活音を防ぐことは困難であるが、各部屋の気密性を高めるとか遮音性のある壁材にする。
   ④ 天井が高い場所にあるからメンテナンスや手入れが大変である。
    対策:照明は付け替えの少なくてすむLEDなどを検討したり、窓が汚れにくいように窓庇を付けたりする。

新築一戸建て 理想の間取り 住宅設計プラン(21) ~リビング階段のある家(その1)~2016年02月01日【22】

新築一戸建て 理想の間取り 住宅設計プラン(20) ~明るく風通しの良いユーティリティのある家~

住宅設計プラン(20) ~明るく風通しの良いユーティリティのある家~

1 ユーティリティとは
ユーティリティとは、家事作業のための部屋、即ち、家事室のことです。家事動線を考え、キッチンや洗面脱衣室などに隣接して設けられ、洗濯、アイロン掛け、ミシン掛けなどの多目的に使える部屋として使います。

2 越屋根とは
越屋根とは、屋根の最上部に明かり取り採光や風通しのための、屋根の上に小さな屋根組をのせた屋根のことです。

3 明るく風通しの良いユーティリティのある家
今回は、寝室への廊下を兼ねてユーティリティを設け、ウォークインクローゼットとしても使えるようにしました。ユーティリティは外壁に接していませんので窓を設けることができません。そこで、越屋根にすることで採光と通風が得られるようにしました。

新築一戸建て 理想の間取り 住宅設計プラン(20) ~明るく風通しの良いユーティリティのある家~2015年11月19日【21】

新築一戸建て 理想の間取り 住宅設計プラン(19) ~和室と一体となったLDKのある家~

住宅設計プラン(19) ~和室と一体となったLDKのある家~

1 和室の良さについて
  一言でいうと、次のような多様な生活ができることです。
   (1)坐布団敷けば客間になります。
   (2)布団を敷けば寝室になります。
   (3)子供が宿題をしたり、着替えたり、遊んだりできます。
(4)洗濯物をたたんだり、アイロン掛けたり、家事作業もできます。
   (5)ゴロゴロしてくつろげます。
(6)ちゃぶ台を出せば茶の間にもなります。

2 小上がり
  和室は多様性はありますが、逆に言えばつかみ所のない空間でもあります。結局は、和室をどのように使いたいか、ではないでしょうか。和室を客間として、リビングとは切り離して掘りごたつを使ったりして空間にメリハリを付けるのであれば、段差を付けるのも一つの方法かと思います。そのような、明確な目的がないのであれば、段差なしのフラットが良いでしょう。フラットは安全でユニバーサルでもあります。
 (1)小上がりのメリット
   ① 床座の生活ができる。
   ② 小上がりなので収納部分ができる
   ③ インテリアデザインとしても有効
   ④ 腰掛けてから和室に上がれたり、足を下ろして楽に立ち上がれる
   ⑤ リビングとの境界がはっきりする
   ⑥ リビングにイスを置かずに腰掛ける場所にできる
   ⑦ 背もたれにもなる
 (2)小上がりのデメリット
① バリアフリーでない。
   ② 構造上、次のようなことに注意
     ・玄関ホールから出入りする場合
     ・掃き出し窓の場合

新築一戸建て 理想の間取り 住宅設計プラン(19) ~和室と一体となったLDKのある家~2015年10月09日【20】

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